毎年、多くの交通事故が発生しています。
自動車は私たちの生活に欠かせない物となった一方で、事故は毎年必ず一定程度引き起こしており社会的な課題となっています。
ドライブレコーダーが注目されたには2012年の京都・祇園で多くの通行人が死亡、負傷した事故で、軽ワゴン車が電柱に激突瞬間までの状況が、タクシーのドライブレコーダーに記録された映像でわかり、警察はその映像にて走行状況の分析を進め事故状況の事実を解明した事件です。この事件以降、ドライブレコーダは交通事故の事実究明に効果を発揮するできるとして、急速にドライブレコーダーの普及が進んでいます。
ドライブレコーダが事故を未然に防ぐことできませんが、ドライブレコーダーの搭載で、事故時の記録提示によるスムーズな解決や、運転者の安全意識が向上することが期待されており、タクシーやトラックなどの運送事業者の間では、事故等の映像を利用した乗務員の安全教育に活用 されています。
ただ、ドライブレコーダーの普及率は国土交通省によるとタクシー等の運送事業者が80%を越したのに対し、一般個人の普及率はやっと半数程度と十分普及していないのが現実です。
普及の方法としては法律による装着義務付けが一番効果的がありますが、現時点ではそういう話も聞こえてきません。 自動車保険会社によるドライブレコーダー装着による割引による普及も考えられますが今のところ存在しません。(一部の保険会社で自動車保険にドライブレコーダーを有償で付帯できるサービスや無料のドライブレコーダーアプリの提供があります)
普及率向上の問題点は、廉価になったとはいえ費用のかかるドライブレコーダーを購入してまで一般個人が装着するかという点にあると思います。
そこで、当協会はドライブレコーダーによる少しでも安心・安全な交通社会の実現に協賛頂ける企業・機関とタイアップし、その企業等の商品の購入等でドライブレコーダーを無料または無償貸与できるようにし、一般個人にも普及させる事で少しでも事故の少ない社会の実現を理念・目的として設立しました。
ドライブレコーダーが普及する事により安心・安全な交通社会が実現することを強く望んでいます。