映像記録型ドライブレコーダー(以下「ドライブレコーダー」という。)とは、車両に大きな衝撃が加わった前後十数秒の時刻、位置、前方映像、加速度、ウィンカー操作、ブレーキ操作等を記録する車載カメラ装置のことです。
運転しているすべての時間の映像を記録するのではなく、荒い運転をしてしまい「ヒヤッ」「ハッ」とするようないわゆる「ヒヤリハット」を経験した場面や事故が発生した前後十数秒の前方の映像を記録することができます。
(現在は常時録画型も多くなっています。)
記録された映像を見ることにより、運転者がヒヤリハット・交通事故を起こしやすい運転行動を振り返って客観的に確認することができます。これにより、運転者は自身の好ましくない運転特性を把握し、その反省を生かして安全運転に対する意識を向上させ、交通事故に遭うことを防止できます。
また、交通事故時やヒヤリハット時の映像を基にして交通安全教育を行うこともできます。 (警視庁HP)
ドライブレコーダーの主な機能は、運転中の画像・映像を記録することですが、一般的なドライブレコーダーは、主に2つの記録タイプがあります。それぞれの記録タイプの方法、特徴を比べてみましょう。
車両の動作に関係なく、連続して映像を記録するタイプのドライブレコーダーです。ユピテルの常時録画タイプのドライブレコーダーは、エンジンをかけると自動的に録画を開始し、常に最新の映像を記録し続けることができます。
※上記は2時間以上記録できる場合となります。
録画可能時間は画質設定や使用するSDカードの容量によって異なります。
イベント記録タイプは、車に衝撃が加わったとき(事故の衝突の際や、急ブレーキなど)に、自動的に映像を記録するドライブレコーダーです。
衝撃が加わったときの前後の映像を自動的に記録することで、もしもの事故の際もしっかりと映像を残すことができます。
また、録画ボタン等で任意のタイミングで記録が可能なタイプのドライブレコーダーもあります。